個人住宅向けの湿度計センサーに組み込まれた機能

日本の平均気温は約25度となっており、地球全体で見ると非常に過ごしやすい気候を持つ国です。しかし、島国ゆえに真夏になると偏西風・太平洋高気圧と黒潮の3の影響をダイレクトに受けて、連日40度近い酷暑になります。蒸し暑い日々が続く夏となりますが、我々人間が暑いと感じるのはただ単に気温が高いだけでなく、湿度も大いに関係しています。この湿度を観測するには湿度計というものが必要で、昨今ではセンサータイプの機器になりました。

気温25度・湿度90%は一見すると快適な環境にように感じますが、肌にまとわりつくような不快な暑さと気象庁では表現をします。これは湿度が高いことで空気中の水蒸気量が多いためです。熱中症にもなりやすい環境であり、気象庁では個人住宅でも熱中症を防ぐために湿度計センサーを積極的に導入するようにと呼び掛けられています。個人住宅向けの湿度計センサーは家電量販店や、ネット通販サイトで1個980円前後で販売されています。

温度計も備わっているものが多い傾向で、1家に1台は備えて置いても損をしないでしょう。個人住宅向けの製品は多彩な機能が組み込まれているのが特徴になっていて、そのひとつがアラームです。センサーの前方部分から赤外線が発せられて湿度を観測しますが、あらかじめ設定しておいて湿度よりも高いと警報音を鳴らして知らせてくれます。これによりエアコンや扇風機の運転をおこなう目安をつかめるというわけです。

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